フレイル予防の社会実装モデルの構築 検討会

遊休資産フィールドラボ構想

科学の力で地域を変える

フレイル予防の社会実装モデルの構築
検討会

〜地域から新しい予防の社会実装モデルを創る~

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社会的背景

1-1. 地域におけるフレイル増加と社会的課題
 高齢化の進展に伴い、要介護の前段階であるフレイル状態の高齢者が増加しています。
 フレイルは早期介入により改善可能ですが、地域住民が気軽に参加できる体力測定の機会や運動が習慣的に行なえる場が不足しています。
 健康寿命の延伸、医療費・介護費の抑制は自治体にとって喫緊の課題となっています。

1-2. 遊休資産活用による課題解決の可能性
 高度成長期に作られた団地やその共有施設、役割を終えた公共施設など、地域にはさまざまな遊休資産があります。こうした施設には、ちょっとした運動スペースなど、体力測定や運動プログラム実施に適した空間が残されている場合があります。ま た、これらの施設は、地域コミュニティの再生や地域活性化にも活用できる場所でもあります。

1-3. 研究開発成果を社会実装につなげる場の不足
 多くの企業がヘルスケア分野に関心を持ち、さまざまな研究開発を進めています。研究開発成果を社会実装につなげていくには、エビデンスの取得や実証など、実用化に向けた前段階の活動が重要です。 
 しかし、研究開発の成果を社会実装につなげるための実証フィールドを、企業独自で構築・確保することは容易ではありません。そこで、研究開発と地域をつなぎ、実証から社会実装までを進められる「場」が必要となります。


本検討会の目的

 本検討会は、科学的知見を地域の健康づくりと新規事業開発に落とし込み、「企業が行なう研究開発(データ収集、検証、事業化)」と「地域のミドル、シニアの健康維持・フレイル予防」が循環する、持続可能なビジネスモデルの設計を目的とします。
 具体的には、参加企業各社が有する独自の技術や強みを持ち寄り、全3回のディスカッションを通じて、以下の3つの成果を目指します。

1.「運動・食・社会性等」を組み合わせた住民が楽しく参加できるコンテンツの立案
 地域の大切な遊休施設を最大限に活かし、ミドル、シニア住民が自発的に集まり、楽しみながら心身の活力スイッチをONにするコンテンツ(効果的な運動、体質に合った食事、麻雀などによる知的・社会的な刺激など)の具体的な案を共同で立案します。

2.住民、自治体、企業、運営組織が価値を享受できる仕組みの設計
日本企業には、ヘルスケアに関連するさまざま技術があり、現在も研究開発が進められています。これらの技術を活用することで、食、睡眠、運動、メンタル、社会性等に関するパーソナルなソリューションが考えられます。さらに、地域で実証することで、フレイル予防への効果を検証することができます。
 効果が確認されれば、住民にとっての健康価値、自治体にとっての地域・社会的価値、企業にとって事業価値につなげることができます。
 本検討会では、こうした価値が循環する仕組みをを、上記のコンテンツと組み合わせて設計していきます。

3.自治体に向けた提案書の作成と協働への足がかり
本検討会(全3回)の最終成果として、候補自治体へ提出する「遊休資産フィールドラボ~科学の力で地域を変えるフレイル予防の社会実装モデルの構築~」の骨子を完成させ、自治体との協働による実証展開へ進むための足がかりをつくります。


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